酸素供給装置には、酸素濃縮装置や酸素ボンベ、
液化酸素装置の3種類がありますが、
在宅で使用される酸素供給装置は、
「酸素濃縮装置」を使う患者さんが増えています。
① 酸素濃縮装置
酸素濃縮装置は、大気中に含まれている酸素を濃縮して、
高濃度酸素ガスを得る装置です。
酸素ボンベや液化酸素装置のように酸素の補充をしなくても良いというメリットがあります。
(吸着型)
吸着型の装置は、供給される酸素濃度は90%になります。
乾燥状態になるため、加湿器を併せて使う必要がありますが、
現在はこの型が多く使用されています。
(膜型)
膜型の装置は、酸素と一緒に水分も通します。
加湿器は必要ありませんが、供給される酸素濃度は40%で高くありません。
② 酸素ボンベ
酸素ボンベは圧縮された酸素が高圧で充填されています。
そして、外出時や酸素濃度装置のトラブルや停電時などに、
携帯用・緊急用として使用されています。
自宅で常時使用する場合は容量が少なく、十分ではありません。
③ 液化酸素装置
純酸素100%の高濃度で、高流量の酸素を必要とする場合に使用します。
液化酸素装置は電気を使いません。
経済的で停電時も安心、音も静かです。
ですが、直射日光の当たる場所や火気の近くに設置することはできません。
高圧ガスの扱いになるので、業者を通して都道府県知事へ届出をすることが必要になります。
④ 関連機器
(携帯用酸素装置)
携帯用酸素装置には、携帯用酸素ボンベ、携帯用液化酸素装置があり、
キャリー式、リュック式を選ぶことが出来ます。
携帯用酸素ボンベは、アルミ合金製で容量は200~500mlで、
重量は4~6kgと、軽量化されています。
(呼吸同調式酸素供給調節器)
呼吸同調式酸素供給調節器は、呼気のときだけ酸素が流れるようにした装置です。
連続送気よりも酸素消費量が2分の1~3分の1ほど節約することができます。
在宅酸素療法の装置
訪問看護
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