当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

痛みへのサポート

患者さんの痛みがなぜ起こっているのか、
まず、痛みの原因がどこにあるのかをチェックしてみましょう。
・がん化学療法を行っている。
・放射線治療の後に出現した痛みである。
・手術を受けた後に出現した痛みである。
・訴えている痛みの部位画像診断が一致している。
・腫瘍マーカーが正常ではない。
・炎症反応がある。
・褥瘡ができている。
・がんということに、大きな不安がある。
このような痛みの原因を確認し、次に患者さんが訴える痛みの症状について考えます。

痛みの種類

がん患者さんが訴える痛みは、大きく分けると4つに分けることができます。
(1) がん自体が原因となった痛み
がん自体が原因となる痛みは、患者さんが訴える痛みのうちの7割ほどだとされています。
腫瘍が大きくなることによって、周辺組織や神経の圧迫損傷、被膜の伸展が起きるので痛みが出現します。
(2) がんに関連した痛み
リンパ浮腫や褥瘡などができ、痛みが発生します。
(3) がんの治療に関連して起こった痛み
手術後の瘢痕や口内炎、皮膚障害、神経障害、筋肉痛など、
治療に関連して痛みが起きる事があります。
(4) がん患者さんに併発したがん以外の疾患による痛み
もともともっていた疾患が痛みの原因となっていることがあります。
患者さんが訴える痛みの中でも、最も多いのは「がん自体が原因となった痛み」で、
次に多いのが「がんの治療に関連して起こった痛み」です。

侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛

痛みは大きく「侵害受容性疼痛」と「神経障害性疼痛」の二つに分けられ、
侵害受容性疼痛は、さらに、「体性痛」と「内臓痛」に分けられます。

Sponsored Link

急性痛と慢性痛とがん性疼痛

・急性痛
術後の早期創部痛や、がん疾患の急激な進行や悪化によって生じる痛みを「急性痛」といいます。
急性痛は、バイタルサインが変化したり、患者さんが訴えたり、苦痛の表情やうずくまる、
緊張するなどの患者さんの外見から判断することができます。
・慢性痛
急性痛のように激しい苦痛の表情などはなく、バイタルサインに著変がなく、
テレビを見たり、話をしたり、新聞や雑誌を読んだりしていても、
「痛みがあります」と訴える患者さんもいます。
慢性痛は、このように見た目では分らない生活の中で折り合いをつけている痛みのことをいいます。
・がん性疼痛
がん性疼痛は、急性痛と慢性痛の両方の特徴を併せ持つ痛みです。
主観的である痛みを看護師が理解することが大切ですし、
患者さんが訴えている痛みを信じる姿勢も必要です。
痛みを理解することで、信頼関係の構築につながり、
看護師が緩和因子ともなりえます。

痛みの分析

がん患者さんが訴える痛みは、がんそのものの痛みや、
がんの治療による痛みが殆どです。
外見上、分る強い痛みだけでなく、
生活の中で折り合いをつけている痛みもあります。
患者さんの痛みを理解することで、患者さんとの信頼関係を築くことができます。
(1) 侵害受容性疼痛
・体性痛
体性痛は、皮膚や骨、関節などの体性組織に対して、切る・圧迫する・刺すといった
機械的刺激によって生じる痛みです。
動いた時に痛みを感じるのが特徴的です。
骨転移した骨の痛み、術後早期の創部の痛みなどが代表的な痛みです。
痛みの性質は、ズキズキしたり、ビリッときたりします。
・内臓痛
内臓痛は、痛みの部位が不明確です。
病巣から離れた部位に関連痛が出現する事もありますし、
悪心や嘔吐、発汗などの症状を伴うこともあります。
腫瘍による腎臓や肝臓などの炎症、被膜の伸展による痛み、
消化管の炎症や閉塞で発生する痛み、
リンパ管が閉塞して起きる血流障害の虚血による痛みなどが代表的な痛みです。
痛みの性質は、締め付けられる、重苦しい感じがするなどです。
(2) 神経障害性疼痛
神経障害性疼痛は、神経線維の周辺にできた腫瘍などによって神経が圧迫し、
直接的に障害されて生じる痛みです。
感覚が鈍化して運動障害や発汗異常が出たり、
皮膚色調の変化など自律神経系の障害が起きる事もあります。
手足や指先の痛み、痺れなどが代表的な痛みです。
痛みの性質は、ピリピリした感じや電気が走るような感じ、しびれる感じがするなどです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました