① 清潔ケアの指導
膀胱内留置カテーテル、及び膀胱瘻留置カテーテル付近の清潔保持の意義と、その方法について、
患者さんや患者さんの家族、介護者にしっかり説明をします。
② 飲水指導
一日1500~2000mlの飲水量を目標として水分摂取をするよう促します。
③ 尿性状の観察指導
尿の性状(血尿、浮遊物量、濃縮尿)について観察するよう指導します。
膀胱洗浄の緊急時の対応
膀胱洗浄を行うことが必要な患者さんの場合の、
緊急時の対応についてです。
膀胱内留置カテーテル、及び膀胱瘻留置カテーテルを実施中の患者さんには、
膀胱洗浄後、合併症が起きることがあります。
膀胱洗浄後の合併症としては、尿路感染症と膀胱内膜の損傷などがあります。
発熱や尿の性状(血尿、浮遊物量、濃縮尿)の異常などの症状が出ていないかに注意をします。
発熱や尿性状に異常がある場合は、安静にし、水分を補給して様子を見ますが、
改善が見られないときには訪問看護師や主治医に相談するように指導します。
浮腫や腹部膨隆などの症状がある場合には、
訪問看護師に連絡をするか、外来を受診するように指導します。
膀胱洗浄のその他の知識
膀胱洗浄は、医師の指示に基づいて実施します。
一般的には、一週間に1.2回、膀胱洗浄をします。
実施の場合は、その都度、患者さんに処置の必要性について伝え、了解を得てから行うようにします。
介護者の判断で膀胱洗浄を行う場合の判断基準は、
尿の混濁が著明で、膀胱内留置カテーテルが閉塞する危険性がある場合、
尿の流出がなく、尿道から尿が漏れている時などです。
尿の流出がなく、尿道から尿が漏れている場合は、
膀胱内留置カテーテルが閉塞している可能性があります。
このような状態にならないように、訪問看護師が訪問時に、
尿の性状についてチェックを行い、介護者による膀胱洗浄の指導をしていくことになります。
カテーテルを留置していない時、或いはカテーテルを留置しない方針の患者さんでも、
尿の浮遊物や沈殿物が著明なときには、
導尿のネラントンカテーテルにより生理食塩液を注射器で注入し排出する事もあります。
ですが、この処置は稀におこなわれるものです。
医師と相談の上、実施をすることになります。

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