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脱毛のセルフケア支援

(1) 治療中の洗髪
髪がなくても、頭皮の清潔を保つことはとても重要です。
脱毛を恐れて洗髪するのを嫌がったり、髪がないから洗髪しなくても良いと思っている患者さんもいますが、
頭皮の皮脂の分泌量は顔の2倍以上もあり、ベタついて不潔になると、毛膿炎などの感染症を起こすことがあります。
ですから、感染症から身を守るためにも、
髪がなくても頭皮の清潔を保つことが重要であることを、患者さんに伝えましょう。
ですが、今まで使っていたシャンプーでは刺激が強すぎる場合があります。
医薬部外品のシャンプーの多くには、フケや痒みを抑える殺菌成分が入っています。
この殺菌成分は、頭皮の代謝を低下させることがあるので、
治療中は特に、刺激が少ない中性のシャンプーを使うようにします。
シャンプーはよく泡立てて、頭皮を優しく揉むようにして洗います。
シャンプー剤が残っていると、頭皮をいためてしまうので、すすぎをしっかり行うようにします。
リンスは毛髪につけるものなので、脱毛している時には不要です。
洗顔後は頭皮をぬれたままにせず、軟らかいタオルで水分を拭き取ります。
ドライヤーは、低温・弱風で使用します。
(2) ブラッシングと頭皮マッサージ
軟らかいブラシで頭皮を優しくブラッシングしたり、
治療後に頭皮のマッサージをすることによって、頭部の血行がよくなり、
発毛・育毛が促進されます。
脱毛すると、頭をなるべく触らないようにしてしまいがちですが、
適度な刺激は発毛・育毛に効果的です。
ブラッシングやマッサージを続けることによって、
頭皮に弾力が出てきます。
血行を促進させるためには入浴もおススメです。
体調が良い時には、塗る目のお湯に10~15分くらいゆっくりと浸かると、
リラクゼーション効果を得る事もできます。
(3) 治療終了後のヘアカラーやパーマ
治療終了後、生えてくる髪の毛が白髪になることがあります。
ですが、ヘアダイは頭皮への刺激が強すぎるのですぐにはできません。
治療が終了して、ヘアダイやパーマは1年後が目安です。
ヘアマニキュアは、治療終了後、半年が目安となっています。
また、育毛剤は、頭皮が落ち着いてくる3~4ヵ月後から使うことが出来ます。
以前使っていた毛染め剤やパーマ液などであっても、
必要時パッチテストをすることが必要です。
抗がん剤で体質が変わる事もありますから、
かならずパッチテストをするなど、体質の変化に気をつけます。
 
(4) 男性患者さんへのケア
男性患者さんの場合、治療開始を機に思い切ってスキンヘッドにするなど、
脱毛をあまり気にしていないような感じに見える人もいます。
男性用の医療用ウィッグもありますが、
殆どの男性患者さんがウィッグは利用しません。
ですが、もしかすると社会復帰を前に一人で悩んでいるかもしれません。
男性だからと先入観を持たず、看護師から積極的に声をかけ、
心情を推し量り、男性ウィッグなどの情報を提供する事も必要です。

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髪が抜けるのがイヤという理由で、治療自体を拒否する患者さんへの対応

患者さんの中には、がん化学療法をすると脱毛をイメージしてしまい、
表情やボディイメージが変わることを気にし、
脱毛がイヤという理由で、治療自体を拒否する患者さんもいます。
仕事を続けて行きたい人にはショックが大きく、
職場に病気のことをいえなかったり、隠しておきたいという患者さんもいます。
がんの治療を拒否してまで、優先したいことがある患者さんもいるのです。
患者さんには様々な事情があります。
患者さんの話をよく聞き、拒否する原因を一つ一つ探していきます。
解決に向けての情報を提供し、適した対処法を患者さんと一緒に考え、
不安を軽減していくためのサポートをします。
そうすることで、治療に対して前向きになってくれる患者さんもいます。

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