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倦怠感へのサポート

患者さんが倦怠感を訴える時は、倦怠感はなぜ起きているのかを考えます。
まず、倦怠感の原因をチェックしましょう。
・がん化学療法を行っている。
・放射線療法を行っている。
・免疫療法を行っている。
・ステロイド薬を使用している。
・十分に食事が取れていない。
・浮腫がある。
・嘔吐や下痢で脱水傾向にある。
・貧血である。
このようなことが倦怠感の原因となります。
倦怠感とは「身体がだるい」、「億劫で何もする気になれない」、
「休息しても疲れが取れない」、「眠気がある」など、主観的な症状のことをいい、
がん化学療法では、必ずといってよいほど現れる症状の一つです。
倦怠感が現れることによって、今まで問題なくできていた日常生活ができなくなったり、
生活行動パターンの変更を余儀なくされる事もあります。
倦怠感の症状は、身体面だけでなく、集中力に欠けたり、イライラしたり、
記憶力が低下したり、不安そうな様子が見られるなど、精神面や認知面での症状や症候がみられる事も多いです。
倦怠感が起こるメカニズムは、十分に解明されていませんが、
がんや治療によって引き起こされる身体的、及び心理的なことが原因になっているといわれています。
がんの患者さんは、抗がん剤の代謝などによってエネルギー消費が亢進している状態にありますし、
さらに、がん疾患そのものの影響、がん疾患に付随する症状、感染症や貧血、脱水、薬物による副作用、
抑うつ状態など、様々な要因が重なりあうことによって倦怠感が生じるのでしょう。
がん化学療法の直接作用の場合は、抗がん剤投与の翌日から1週間ほどは症状が強く現れ、
複数クール実施される場合は、投与回数を重ねるほど倦怠感は蓄積しやすくなりますし、
症状もより強く出る傾向にあるといわれています。

倦怠感が出やすい抗がん剤の例

アルキル化薬: シクロホスファミド水和物、イホスファミド
代謝拮抗薬: シタラビン、エノシタビン
白金製剤: シスプラチン、カルボプラチン
微小管阻害薬: ピンクリスチン硫酸塩、ビンデシン硫酸塩、パクリタキセル、ドセタキセル水和物、ビノレルビン酒石酸塩
その他: プレオマイシン、エトポシド、イリノテカン塩酸塩水和物、インターフェロン、インターロイキン

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倦怠感の症状を把握

倦怠感は、外見からその状態を知ることができないので、
まず、患者さんから話を聞き、どのような症状が現れているのか、
その症状によって、患者さんにどのような影響が出ているのかを把握しなければなりません。
「レジメン及び支持療法の内容」や「症状の原因」、「症状の程度」、
「症状の出現パターンや持続時間」、「日内変動や週・月単位での変動があるか」、
「日常生活行動への影響はあるか」、「食事・排泄・睡眠の質やバランスには問題がないか」など、
患者さんやその家族に確認します。

倦怠感の要因を評価

倦怠感の原因は、一つではなく、様々な要因が絡み合って起こります。
患者さんが訴えている症状がどのような要因と関連しているのかを把握するために、
患者さんや、患者さんの家族から情報を得て、患者さんの様子を細かく観察していくことが大切です。
抗がん剤による副作用では、投与されている薬剤の種類と投与量、投与時間、何クール目の治療なのかを把握し、
さらに、倦怠感以外の随伴症状があるかどうかを確認します。
倦怠感には、栄養状態や電解質バランス、感染症、貧血なども影響します。
それらの原因となる嘔吐や下痢、骨髄抑制などの症状の有無を確認することが大切なので、
患者さんの食事や排泄、活動、睡眠といった日常生活の状況を評価しておく事も必要です。
さらに、患者さんの精神状態も重要な要因です。
患者さんは多くのストレスを抱えた状態にあるので、不安や抑うつが意欲の低下につながったり、
食欲が低下したり、睡眠の質が悪くなったりすることがあり、
それらが原因となって倦怠感の症状が現れる事もあります。
患者さんからの直接的な訴えだけでなく、
表情や行動からもその苦痛をとらえていくことが大切です。

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