在宅で治療中の患者さんで、レスキュードーズを使用した場合は、
「何回使用したか。」、「痛みが発生した際のエピソード」を
患者さんに記録してもらい、受診のときに見せてもらうようにします。
レスキュードーズの使用回数が規定数を超えた場合は、
病院に連絡するように伝え、場合によっては受診してもらうようにします。
鎮痛薬が飲めない場合
在宅で治療中の患者さんで、抗がん剤の副作用によって気持ちが悪く水が飲めない場合など、
何らかの理由で鎮痛薬を飲むことができない場合もあります。
また、腹部の手術後や腹腔内に病変がある場合は、腸閉塞の可能性もあるので、
鎮痛薬を飲むことができない場合や、少しでも異変がある場合は、
病院に連絡してもらうようにし、受診をするように伝えます。
痛みを増強させる原因がわからない場合
がんの痛みは様々です。
そして、がんの痛みは、トータルペインといって、身体的な痛み、
精神的な痛み、社会的な痛み、スピリチュアル的(霊的な痛み)などが相互に関連し合っています。
ですから、痛みが増強する原因は身体的な刺激だけではないので
なかなか原因を突き止めることができない場合もあります。
自分の回復を誰も喜ばないといった孤独感や、
経済的に余裕がなく、きちんと薬を飲むことができないなどの問題によって
痛みが増強する場合もあります。
患者さんの身体的な訴えと共に、患者さんがどのようなことに心を痛めているかを診ることが大切です。
そのためには、患者さんの訴えをしっかりと受け止めるための傾聴が第一に必要です。

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