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経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の合併症

胃食道逆流
ギャッチアップ30°程度で栄養注入を行います。
右側臥位は、胃食道逆流を誘発しやすいといわれているので避けます。
栄養剤の投与速度は、一時間あたり100mlくらいに調整します。
消化管運動機能改善薬などの薬物の使用について、主治医に相談します。
バンバー埋没症候群
バンバー型カテーテルを使用した際、
内部バンバーが胃粘膜に埋まってしまい、液化不良などを起こすことがあります。
外部バンパーを皮膚から1センチくらい余裕を持たせて調節し、
その余裕は内部側に持たせて内部バンパーが胃粘膜に当たらないようにします。
毎日90°くらい回転させ、簡単に動くことを確認するようにします。
下痢
下痢の症状が見られた場合は、栄養剤の投与速度を一時間に100mlほどに調整します。
乳糖布耐症など、栄養剤自体が患者さんに不適応のことがあるので、栄養剤を変更してみます。
下痢止め薬や整腸剤の使用を主治医に相談します。
栄養剤は水で薄めると水分量過多になるので、
下痢を誘発する可能性がありますから、薄めずに使用します。

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)不適応で腸瘻造設した患者のケア

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)が不適応で、腸瘻を造設した患者さんのケアは、
基本的にPEGに準じます。
経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の不適応の患者さんの腸瘻には、
「胃瘻のなかにチューブを入れる。(胃瘻からチューブを空腸まで通す)」、
「瘻孔に直接チューブを通す(瘻孔から直接チューブを空腸まで通す)。」、
「外科的に腸瘻を増設する(ビルロードI法と、ビルロードⅡ法。」という方法があります。
「胃瘻のなかにチューブを入れる。」場合は、9Frほどの細いチューブを入れるのでつまりやすく、
在宅での管理は難しくなります。
「瘻孔に直接チューブを通す。」場合は、20Frほどのチューブを使用することができ、
在宅でも管理がしやすくなります。
しかし、「胃瘻のなかにチューブを入れる。」場合も、「瘻孔に直接チューブを通す。」場合も
交換は、内視鏡下で行います。
「外科的に腸瘻を増設する。」場合は、胃切除術などと併設され、
その方法によっては自宅でチューブ交換をすることが可能です。

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腸瘻の在宅でのチューブ交換
自宅での交換ができない腸瘻チューブは、
患者さんが簡単に受診できない状況を踏まえ、
交換時期を医師と相談し決定します。
腸瘻のスキンケア
直接腸瘻を造設している場合は、
瘻孔からの漏れが著しいことが多くあるので、
胃瘻と同様に、腸瘻の周囲を清潔に保つよう伝え、指導します。
必要があれば、ワセリンや専用皮膚保護剤なども使用します。
腸瘻の合併症の対応
経腸栄養の場合は、下痢を起こすことが多くあります。
栄養物の投与速度は、PEGよりもゆっくりとし、
一時間あたり50mlくらいで注入するようにします。

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