患者さんには、随伴症状があったら受診するように伝えます。
分子標的治療薬の使用で手が赤くはれ上がったり、
日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合、
発熱や滲出液・出血の増加などがみられるなど、
苦痛が増強している場合などは、すぐに受診してもらうようにします。
また、皮膚のびらんがひどく、気持ちが沈んでしまったり、
不安や孤独感を感じてしまうような場合も、受診し、相談してもらうように伝えます。
患者さんの皮膚障害がひどくウツ状態になってしまう場合の対処法
皮膚障害がひどいと、特に女性患者さんはうつ状態になってしまうことがあります。
がん化学療法で使用する分子標的治療薬は、
皮膚障害の出現が薬剤の効果に比例していると言われています。
また、直腸がんなどでは、放射線照射によって陰部から肛門にかけての皮膚が
びらん状態になってしまう事もあります。
そのため、排便や排尿の度に苦痛を伴うので、
痛みのために日常生活に支障をきたし、ウツ状態になってしまう事も珍しくありません。
痛みやボディイメージの変容は、孤独感や不安感を深め、
治療の継続にかかわるくらい患者さんを辛い状況に追い込んでしまっています。
あまりにも症状がひどい場合は、入院してもらってケア方法などを指導するのも一つの方法です。
少しでも皮膚の症状が改善していくのを実感してもらい、
患者さんが治療に前向きな気持ちになれるケア方法を指導していきます。

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