面接で気をつけること
看護師さんが面接を受ける時に、気をつけたいことをまとめてみました。
まず、面接の日時が一旦決まったら、自分都合による変更は極力控えましょう。
- 面接当日
- できるだけ面接会場には10分前に到着するように心がけましょう。
遅刻は厳禁です!
受付で名前を名乗り、面接を受けにきた旨を伝えます。
(例)「本日面接でお伺いしました○○と申します。御担当の△△様をお願いいたします。(面接担当者が不明な場合は「ご担当者の方をお願いしたします」でOK)」 - 面接会場に通された後
- 面接担当者が待つ部屋に案内され、入る場合は
「○○です。よろしくお願いいたします。」
と相手に聞こえるように名乗りましょう。
先に会議室などに通されて担当者を待つ場合は、担当者が入ってきたら椅子を外して起立し、「○○です。よろしくお願いいたします。」と名乗りましょう。 - 着席
- 面接担当者の方に「お座り下さい」などといわれてから着席しましょう。
座る位置が深すぎたり浅すぎたりすると姿勢が悪く見えてしまうので注意しましょう。(特に猫背ぎみの方は要注意です)
看護師の面接で重要視されるポイントは、「コミュニケーション力」「経験および知識」「意欲」です。
- コミュニケーション力
- 患者さんときちんと向き合えるか?
患者やその家族の不安を取り除いてあげられるような会話ができるか?
また、安心を与えてあげられるような言葉をかけれるか?
患者さんが時間をもてあましたり、寂しい思いをしている時に、気晴らしになるよな会話ができる事も、看護師として必要な力です。
個人病院では、医師に合う合わないでも判断されるでしょう。 - 経験および知識
- 中途採用の場合、「経験および知識」はかなりのウエイトを占めるのではないでしょうか。
採用した場合、どれだけの戦力となりうるか?
研修などを行わなくても即戦力として勤務してもらえるか?
総合病院の場合、どこの科へ配置すればスムーズにいくか?
などの判断をしています。 - 意欲
- 看護師としての仕事に、どれほどの意欲を持っているのか
また、さまざまな看護師の仕事に前向きに取り組んでいけるか
たとえ経験がなくても、新しいことにチャレンジする意欲はあるのか
などを面接担当者は感じとります。
大きな病院でも小さな病院でも、さまざまな症状・疾患を抱えた患者さんが来られます。
その中で患者さんと関わり合いながら、さまざまな知識を得ようとする意欲が看護師さんには必要なのです。
面接では、おとなし過ぎても、逆にしゃべり過ぎるのも良くありません。
返事はハキハキとしましょう。
看護師の面接でよく聞かれる質問
面接でよく聞かれる質問ベスト3は
- 前職での仕事内容
- 退職理由
- なぜここを選んだのか
です。
- 前職での仕事内容
- 前職での仕事内容を聞くことで
どれだけの経験・知識を持っているか?
採用したら、どれだけの即戦力になりうるか?
などを判断されます。 - 退職理由
- 「できるだけ長期で働いてもらいたい」
面接担当者は、そう思っているでしょう。
仕事のキツさ、対人関係のストレスなどを理由退職された方の場合、
また同じ理由で退職されるのでは?と面接担当者は考えます。 - なぜここを選んだのか
- 応募した病院のどんな点が魅力的なのか
また自分がこの病院でどのようなことを勉強をしたいかなどを
具体的に話すとよいでしょう。
その他、看護師さんに聞いた質問をまとめてみました。
- 自己紹介をお願いします。
- 名前と職務経歴(職種、仕事内容を時系列に)をかいつまんでお話すればOK。
経歴書に書かれている内容を確認する質問もあります。
転職に伴う入退職の月が離れていると、「この間どうされていましたか?」等の質問もされるでしょう。 - 長所・短所は何ですか?
- 勤務先でも時々入れている質問です。
長所・短所は表裏一体のものですよね?
「短所は△△なところですが、その分、○○です」のように、短所は、自分の長所を引き立てるような形で応えると良いでしょう。
短所の部分をしっかり把握し、どう克服しようとしているのか、またどう対処しようとしているのかを上手にアピールしましょう。
勤務先の面接では、「注射の経験がどの程度あるのか」も
重要チェックポイントになっているようです。
勤務先は個人病院なので、血液検査の際の採血や点滴など、
血管に針を刺す業務は、ほとんどが看護師さんの仕事。
以前、注射経験が少ない(確かオペ室担当だったと思います)看護師さんを採用したら、ビックリするほど注射が下手でご本人が数日でギブアップされたことがあるから・・・。
数日で辞められるのは、転職する本人にも、採用する病院側もツライ!
勤務先で必ず入れてある質問にあるのが
「今までの仕事の中で、一番大きな失敗はなんですか?」
です。
看護師さんだけでなく、事務の面接のときにも聞きます。
勤務先では、面接前にどれくらい知識を持っているのかを
筆記試験で見せてもらうのですが、
その中の最終項目にこの質問が入っています。
なんでそんな質問を入れているのかというと、
「失敗をしてしまった時に、その人がどのように対応したか」
「失敗から何かを学んだか」を知りたいから。
また、「採用になった場合にはいつから来ていただけますか?」
という質問も必ず聞く項目ですね。
勤務先の面接で聞く質問や
実際に看護師さんが面接で受けた質問の話は置いといて、
中途採用の面接で一番高いハードルになりがちなのが
「退職理由」ではないでしょうか。
仕事のキツさ、対人関係のストレス…これはそこで働いてみた者にしか分からないことです。
採用側が「すぐに辞めてしまわないかしら?」と心配するように
面接を受ける側としても
「どんな職場かしら?本当に過度な仕事量ではないのかな?」
「職場の雰囲気は大丈夫?」
などなど心配なことだらけでしょう。
ハローワークなどでは、そのあたりが不明なので
採用されたものの、結局前の職場と同じような感じだった・・・
ということがよくあります。
そこで利用してもらいたいのが、
無料で利用できる看護師転職支援サイトです。
登録も無料・利用料も無料で、担当者に面接を受ける病院の情報を事前にリサーチすることができるので安心♪
また、一見不利だと思われる前職の退職理由(仕事のキツさ、対人関係のストレスなど)も、担当者から病院側に面接前に伝えておいてもらうこともできるので、その点でも利用しない手はないでしょう!
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