看護記録の書き方のキホン

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看護師が知っておきたい前立腺癌の知識記事一覧

前立腺癌の病態生理

前立腺がんは、高齢の男性に多く発生する病気です。そして、男性ホルモンであるアンドロゲン依存性腫瘍で、その多くは腺がんです。まれに、扁平上皮がんや移行上皮がんを発症することもあります。同じ前立腺疾患である前立腺肥大症は、尿道周辺の移行領域で発生しやすいですが、腺がんは、辺縁領域に発生しやすいという特徴...

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前立腺癌のケア

前立腺がんの原因前立腺がんの発症原因は不明です。ですが、遺伝的な要因、環境的な要因(食生活/高タンパク、高脂肪、高カロリーの欧米型の食事)、加齢、性生活などが発症に大きく関与していると考えられています。またテストステロンなどの男性ホルモン(アンドロゲン)も、前立腺がんの発症に大きく関与しているといわ...

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前立腺癌のTNM臨床分類

・T−原発腫瘍TX : 原発腫瘍の評価が不可能TO : 原発腫瘍を認めないT1 : 触知不能、または画像診断不可能な臨床的に明らかでない腫瘍   T1a 組織学的に切除組織の5%以下の偶発的に発見される腫瘍   T1b 組織学的に切除組織の5%を超える偶発的に発見される腫瘍   T1c 前立腺特異抗...

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前立腺癌で行われる検査

・前立腺特異抗原(PSA)前立腺の腺上皮から分泌されるPSAは、前立腺がんの腫瘍マーカーです。血液検査で簡単に測定できるので、早期発見や診断、経過観察のため重要なモニタリング指標となります。50歳以上の男性では、前立腺がんの罹患率、および死亡率が上昇していることから、年一回の測定が必要であるとされて...

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前立腺癌の治療

・前立腺がんの手術療法前立腺の手術療法の適応は、根治可能な場合や、10年以上の予後が見込まれる場合です。代表的な前立腺の手術様式は、「前立腺全摘出術」です。手術は、前立腺、および精嚢腺を含む周囲組織を摘出した後、リンパ節郭清をして、尿道と膀胱頚部を吻合します。* 前立腺全摘出術の方法前立腺全摘出術で...

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前立腺全摘出術後の看護

前立腺全摘出術の術後合併症として、排尿障害(尿失禁)と性機能障害(勃起障害、インポテンツ)があります。(1) 前立腺全摘出術後の排尿障害に対するケア前立腺全摘出術の術後は、尿道周囲の括約筋を手術によって切除するため、尿失禁が続くことが多いです。術後に、膀胱内留置カテーテルを入れますが、膀胱と尿道の吻...

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