看護記録の書き方のキホン

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

看護師のための症状の鑑別に使う検査異常値記事一覧

虚血性心疾患の鑑別に使う検査異常値

心筋への血流が阻害されて起こる虚血性心疾患には、「狭心症」と「心筋梗塞」があります。「狭心症」と「心筋梗塞」のどちらも、致死的なリスクが高いため、迅速な対応をすることが大切です。心筋梗塞が疑われる場合の検査自覚症状や身体所見などから心筋梗塞が疑われる場合、基本的検査として以下の検査を行います。(1)...

≫続きを読む

 

肝機能障害の鑑別に使う検査異常値

肝機能障害をみる時には、逸脱酵素や胆道系酵素、肝合成能を診る検査値に注目します。肝機能が低下する原因肝機能が低下する原因は、大きく分けると、肝実質細胞が障害される場合と、胆道系が傷害された場合の二つがあります。肝実質細胞の障害が疑われる場合は、トランスアミナーゼ(AST(GOT)とALT(GPT))...

≫続きを読む

 

腎機能障害の鑑別に使う検査異常値

腎機能を見るためには、老廃物の排泄や濾過機能を評価する数値を見るのが基本です。腎機能をみる主な検体検査データは、尿検査による尿蛋白、尿沈査、尿潜血、血液検査による血清クレアチニン(Cr)、尿素窒素(BUN)、電解質などがあります。腎臓の働き腎臓の働きには、以下のような働きがあり、この働きが障害される...

≫続きを読む

 

耐糖能異常の鑑別に使う検査異常値

耐糖能異常は、主に血糖値、HbA1c、75gブドウ糖負荷試験で見極めます。耐糖能とは耐糖能とは、上昇した血糖値を正常値に戻す、或いは血糖値を正常に保つ能力のことをいいます。血糖値の恒常性維持には、膵臓から分泌されるインスリンが重要な働きをします。そして、このインスリンの分泌量や反応、作用に問題が起き...

≫続きを読む

 

貧血の鑑別に使う検査異常値

貧血が疑われる場合の検査値では、ヘモグロビン(Hb)が低下しています。貧血とは貧血は、血液検査(CBC)において、ヘモグロビン(Hb)の値が低下した状態と定義されます。男性の場合は、13g/dl以下、女性の場合は12g/dl以下で貧血と判断します。貧血の症状貧血になると、倦怠感、動悸、労作時の息切れ...

≫続きを読む

 

腫瘍マーカーの異常の鑑別に使う検査異常値

腫瘍マーカーがの検査をして、検査値が陽性の場合、それは、がんの症状だと考えてしまいます。ですが、感度・特異度ともに、100%というマーカーはありません。●腫瘍マーカーとは腫瘍マーカーとは、がんを疑う際の診断、或いは治療効果の判定や再発の有無を判断するために用いられる検査の値です。現在は40ほどの腫瘍...

≫続きを読む