看護記録の書き方のキホン

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

母性看護学実習では、妊婦さんや出産後のママのケアを学びます。

正常な出産の場合は、入院から退院までが5日間ほどと展開がとてもスピーディーで、
内容も、産前の呼吸法から産後の授乳指導、
新生児の沐浴や哺乳など盛りだくさんになります。

そのため、事前学習が不十分だと、毎日の基礎知識の確認が大変です。

事前学習をきちんとしてから、母性看護学実習に臨みたいものです。

母性看護学実習の事前学習としては、
教科書やノートを見返し、妊娠各期の特徴や経過、
分娩の経過や呼吸法、マッサージ法など、
基本知識を確認しておくことが必要です。

レオポルド触診法、胎児心音聴取、子宮底や腹囲測定、
新生児の沐浴、哺乳などの実技は、
学校で十分に練習をしておくと、余裕を持って実習に臨めます。

妊産婦、特に経産婦さんの殆どは、
看護学生よりも自身の体や妊娠各時期の知識を持っていますから、
学生は「学ばせていただく」という姿勢をアピールすることが必要です。

そして、「一緒に考える。」と言う姿勢で関わるようにしましょう。

また、出産前後は、精神的に不安定な人が多いです。

出産後は、児を守りたいという気持ちが強いですから、
その不安な気持ちに寄り添い、
新生児への介入時は指導ナースだけでなく、
母親である褥婦にも「どのような目的で、
どのようなことを行なうのか」を説明し、許可を得てから行なうようにしましょう。

実習生として、色々実施したい事はありますが、
後陣痛が強かったり、面会や夜間の授乳等で疲れがひどい場合もあります。

そのような時は、妊産婦・褥婦が落ち着いて休息できる配慮を
最優先とすることが大切です。

母性看護学実習