当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
変形性関節症の症状
変形性関節症の主な症状は、運動制限と疼痛、跛行です。
この症状は、関節と、その近傍組織に限局して起こり、一般的に全身症状はありません。
私たちの股関節には、立ち上がったり歩いたりする時に、
体重の3倍もの荷重がかかります。
特に先天的な構造的問題が股関節にあると、
限局的に過大な負担がかかります。
荷重関節では、歩行に障害をきたすので、日常生活の支障が大きくなります。
変形性股関節症では、変形の程度によって、
疼痛、可動域制限、跛行などの症状が強くなり、日常生活に大きな影響を与えます。
疼痛
股関節痛が主な症状ですが、臀部痛、大腿部痛、膝上部痛を訴える患者さんもいます。
運動時、特に動き始めに痛みが起きますが、進行すると持続的な痛みになります。
可動域制限
疼痛がひどくなると、可動域制限が生じます。
初期には、あまり制限は見られませんが、次第に、内旋、外転制限、
もっとひどくなると、伸展、屈曲制限が起こります。
一般的には、外旋、内転は、障害されることが少ないです。
跛行
疼痛、筋力低下、下肢短縮等によって跛行が起きます。
疼痛によるものでは、逃避性跛行を示すことが多いです。
変形性関節症の症状関連ページ
- 変形性関節症の原因
- 看護師が知っておきたい変形性関節症の原因について
- 変形性関節症の病態
- 看護師が知っておきたい変形性関節症の病態について
- 変形性股関節症のX線像の評価
- 看護師が知っておきたい変形性股関節症のX線像の評価について
- 変形性股関節症の検査と診断
- 看護師が知っておきたい変形性股関節症の検査と診断について
- 変形性股関節症の治療
- 看護師が知っておきたい変形性股関節症の治療について
- 変形性股関節症の手術療法
- 看護師が知っておきたい変形性股関節症の手術療法について
- 人工股関節全置換術(THA)の術後リハビリテーションの流れ
- 看護師が知っておきたい人工股関節全置換術(THA)の術後リハビリテーションの流れについて