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気管支喘息の危険因子

気管支喘息は、個体因子と環境因子が絡み合って起こります。

 

気管支喘息の個体因子

 

個体因子とは、「遺伝的素因」や「アレルギー素因」、
「気道過敏性」、「性差」、「出生児低体重」、「肥満」などがあります。

 

特に両親に喘息がある場合は、
その子の発病の危険性が3〜5倍ほど高くなります。

 

環境因子

 

環境因子には、発病に関与する「発病因子」と、
症状を憎悪させる「憎悪因子」があります。

 

発病因子とは、「アレルゲン」、「呼吸器感染症」、
「大気汚染(屋外・屋内)」、「喫煙(能動・受動)」、
「食物」、「鼻炎」などが挙げられます。

 

そして、憎悪因子には、
「アレルゲン」、「呼吸器感染症」、「大気汚染(屋外・屋内)」、
「喫煙(能動・受動)」、「食物」、「鼻炎」のほかに、
「運動・過換気」、「気象」、「食品添加物」、
「薬物」、「冠状の変化」、「ストレスや過労」、
「煙」、「臭気」、「水蒸気」、「二酸化炭素」、「黄砂」、
「月経」、「妊娠」、「肥満」、「アルコール」などが挙げられます。

 

気管支喘息は、治療をすると症状は抑えることができます。

 

しかし、環境因子を徹底的に排除しなければ、
再発してしまうことになります。

 

喘息の発作が繰り返されると、慢性的な喘息となり、
治癒が難しくなるため、早期に治療を開始すること、
発症因子をなるべく避けることが必要になってきます。

 

また、慢性気管支喘息の患者さんの場合は特に、
慢性的に気道の炎症と狭窄は続いている状態にあります。

 

ですから、発作や症状がないときにも
治療を続けていくことが必要です。

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