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気管支喘息の重症度分類

気管支喘息は、大きな発作になると命が危ぶまれることもあります。

 

ですから、気管支喘息の重症度分類に応じて治療を行ったり、
呼吸の状態や呼吸困難度、生活の状態や意識障害などに気をつけて
日常生活を営んでいくことが必要です。

 

また、慢性の気管支喘息の場合は、
症状がないときであっても継続的な治療が必要です。

 

気管支喘息の治療に当たり、
症状に応じた重症度分類がされています。

気管支喘息の重症度分類

間欠型

 

間欠型は、年に数回、季節性に咳嗽、軽度の喘鳴などの症状が現れます。

 

しばしば、呼吸困難を伴うことがありますが、
β2刺激薬を頓用することによって短時間で症状は改善します。

 

軽症持続型

 

軽症持続型は、咳嗽、軽度の喘鳴の症状が月に一回以上、
一週間に1回未満現れます。

 

しばしば、呼吸困難を伴う症状となりますが、
持続は短時間で、日常生活が障害されることはあまりありません。

 

中等症持続型

 

中等症持続型は、咳嗽、軽度喘鳴が一週間に1回以上現れます。

 

症状は、毎日持続することはありませんが、
しばしば中発作や大発作を起こし、
日常生活が障害されることがあります。

 

重症持続型

 

重症持続型は、咳嗽、軽度の喘鳴が毎日持続して現れます。

 

一週間に1〜2回中発作や大発作を起こし、
日常生活や睡眠が障害されます。

 

最重症持続型

 

最重症持続型では、重症持続型の際の治療に相当する治療を施しても
症状が持続するものです。

 

しばしば夜間の中発作や大発作で時間外受診し、
入退院を繰り返すようになり、日常生活が大きく制限されます。

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