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呼吸器系は、気道を通じて外界と直接接しています。
ですから、病原微生物等の有害物質が入ってこないように対処しなければなりません。
そこで、呼吸器系は、気道クリアランス(浄化)作用を備えています。
気道クリアランス作用とは
気道クリアランス作用とは、
鼻毛・鼻腔壁より細菌などの侵入を防ぐというものです。
杯細胞(さかずきさいぼう)から分泌される粘液によって
侵入した細菌や塵埃(じんあい)などを吸着させ、
線毛運動によって咽頭の方向に送り出します。
このようなシステムを、気道クリアランス作用といいますが、
くしゃみ反応や咽頭のリンパ組織(ワルダイエル咽頭輪)、
咳反射、肺胞のマクロファージなども
感染を予防する重要な機能を果たしています。
この気道クリアランス作用によって、
私たちの肺の健康は保たれているのです。
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