看護記録の書き方のキホン

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子宮体がん

近年増加傾向にある子宮体がんは、
40〜60歳で発症することが多く、50歳代がピークになっています。

 

類内膜腺がんは75〜80%と最も多く、
漿液性腺がんは10%となっています。

 

子宮体がんの危険因子は、未妊娠、肥満、遅い閉経(52歳以降)で、
これらの因子を全て満たす場合はさらに高い発症率となります。

 

子宮体がんには、エストロゲンに依存するもの、
エストロゲンに依存しないものの2つのタイプがあります。

 

エストロゲンに依存するタイプのものは、
閉経前後の比較的若年層に多い子宮体がんですが、予後は良好です。

 

しかし、閉経後に多いエストロゲンに依存しないタイプは、
一般的に予後が不良です。

子宮頸がんと子宮体がんの違い

子宮頸がん

 

・がんの部位: 子宮頸部

 

・臨床症状: 性交後出血、不正性器出血、膣分泌異常

 

・前がん病変: CIN(cervical Intrapithelial neoplasia:子宮頸部上皮内主要)
       (異形成、上皮内がん)

 

・主な主要マーカー: SCC(squamous cell carcinoma)
抗原(扁平上皮がん)、CEA(carclnoembryonic antigen:がん胎児性抗原)(腺がん)

 

・5年生存率: I期92%、U期73%、V期55%、W期24%

 

子宮体がん(子宮内膜がん)

 

・がんの部位: 子宮体部

 

・臨床症状: 不正性器出血、過剰な月経出血

 

・前がん病変: 子宮内膜増殖症

 

・主な主要マーカー: CA125(carbohydrate antigen125)、
CA19-9(carbohydrate antigen19-9:糖鎖抗原19-9)

 

・5年生存率: I期95%、U期86%、V期75%、W期22%

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