看護記録の書き方のキホン

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個別の中途採用看護師教育教育プログラムをデザインする

やはり、教育体制が、中途採用看護師の活用の鍵となるでしょう。

 

中途採用看護師が新しい環境を選んだのには、
キャリアアップを目指した職場の異動、
バーンアウトに近い転職など、
さまざまな理由があります。

 

しかし、その施設で自分がどのような教育のチャンスを得られるのか、
そして、それがどのような学びを得ることができるのかということに
中途採用看護師たちは大きな関心を抱いていることでしょう。

 

それがよくわかるからこそ、
看護管理者や教育担当者の多くが、
中途採用看護師の教育をどうすべきなのかに
頭を悩ませているのではないでしょうか。

 

クリニカルラダーや経験年数別教育システムを採用している施設の
看護管理者や教育担当者からは、
中途採用看護師のレベルが、
自分たちの施設ではどのレベルにあると判断し、
教育をすべきなのか悩んでいるという話をよく聞きます。

 

それは中途採用看護師の経験や能力がさまざまで、
ある能力はとても高いレベルであっても、
別の能力はとても低いというように、
「この人のレベルは、○○段階である」、
「この人のレベルは、○年目に相当する」というように
査定しにくいために起きる悩みです。

 

このようなことから、中途採用看護師の教育は、
その人に合った環境をつくる以外にありません。

 

個別のオーダーメイド教育が必要であるということです。

 

受け入れ側が用意することができる教育プログラムを提示して、
その中から中途採用看護師と一緒にプログラムを選定し、
不足部分はほかで補うことができるようにサポートするというような、
無理のない教育プログラムを組み合わせることが必要です。

 

そのような余裕はないと思うかもしれませんが、
このように中途採用看護師教育をデザインし、
教育することが必要であると考えます。

中途採用看護師教育のデザインに必要な要素とは

中途採用看護師教育は、
何を教えるのかという教育内容に着目し、
教育のデザインを考えてしまいがちです。

 

しかし、内容だけを見ていたのでは不十分です。

 

教育デザインを作成する際には、「6W2H」の要素が必要で、
「6W2H」の要素によって、全体を把握することが大切です。

 

つまり、教育デザインとは「旅のしおり」のようなものです。

 

教育を受ける中途採用看護師や、
教育をする側の看護管理者、教育担当者も、
その「旅のしおり」のような教育デザインをみることによって、
「なぜ」、「いつ」、「どこで」、「何をするのか」を
具体的にイメージすることができます。

 

そして、行動に起こすことができます。

 

これが、教育デザインです。

 

このような教育デザインによって、
中途採用看護師の教育を取り巻く関係者全員が、
同じ方向を向いて、取り組んでいくことが可能になります。

 

教育デザインの構成要素とは(6W2H)

 

・Why : 何のために?(目的)

 

・Who : 誰が?(教育担当者、看護管理者、受け入れ側の看護師など) 

 

・What : 何を?(目標)

 

・Whom : 誰に?(中途採用看護師)

 

・When : いつ?(期間・時間)

 

・Where : どこで?(場所)

 

・How : どのように?(手段)

 

・How much : いくら?(予算)

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