看護記録の書き方のキホン

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指導のポイントは欠点ではなく全体的バランスとすること

中途採用看護師を指導する際は、
欠点だけを指摘し、批判したり評価したりするのではなく、
全体的なバランスを見ることが大切です。

 

中途採用看護師の場合、
今までの職場で間違った知識や変なクセを身につけてしまっている人もいます。

 

ですが、経験があり、自分にも自信がある人に、
そのクセを修正してもらうのは難しくて困るという人も多いのではないでしょうか。

 

「できないのにプライドが高くて聞く耳を持たない。」、
「間違った知識を指摘してもそれを認めない。」、
このような中途採用看護師を指導する際、
「そこは間違っていますから直してください。」という感じで、
欠点を修正するというやり方をする人が多いようです。

 

間違ったことを正したり、
欠点を修正することはとても大切なのですが、
中途採用看護師の能力を活かすということを考えるのであれば、
苦手なことを克服するよりも、
得意なことを強化したほうが圧倒的に効率的です。

 

ですが、強みを活かす関わり方というのはとても大事なことであると
強調されることが多いのですが、
具体的にどのようにかかわればよいのかと言うことに関しての情報は少なく、
結局、実際の現場では「欠点を指摘する」と言うことになってしまっています。

 

新人看護師とは違って、中途採用看護師の知識やクセ、
具体的に身についていることの一つ一つには、
その人の看護師としての経験が集約されています。

 

「そのやり方は違います、このようにやってください。」
という何気ない言葉をかけられると、
看護師としての経験を否定されたように
感じてしまうことも少なくありません。

 

また、今までのやり方をリセットして新しいやり方に変える作業は、
言われたからといって簡単にできるものではありません。

 

そして、それを他人に指摘されることは、
それが正しいかどうかに関係なく、
本人にとっては「心地よく」も「うれしく」もないのです。

 

このようなマイナスのフィードバックは、
やがてお互いの関係性に根強い不信感を生みます。

 

また、やる気だけでなく、部署の穏やかな空気、
お互いにサポートしあう雰囲気まで、
根こそぎ台無しにしてしまうかもしれません。

 

このようなことから、中途採用看護師に指導するときには、
「欠点や短所、不十分な部分」に関心を集中するのではなく、
全体バランスで考える視点を欠かすことができません。

 

全体バランスで考える視点とは、
苦手なことは「○○」、
その苦手なことをカバーできる得意領域は「○○」というように、
中途採用看護師本人についての強みや弱みを
全体としてみたときにどうかという視点から常に把握するということです。

 

また、共に働く所属部署の看護師たちとの全体バランスを考えることも大切です。

 

そして、このような全体的な指導計画を考えるときには、
病棟師長をふくむ複数の看護師チームで、
現状を評価し、総合的な調整を行うことが必要です。

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