看護記録の書き方のキホン

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血管が逃げる

横から穿刺

 

採血・注射・輸液の処置をしようとすると、血管が逃げてしまうことがあります。
この「血管が逃げる」という事態を攻略するには、
横から穿刺するワザを身につけることが有効です。

 

太くてしっかりと浮き出て穿刺しやすそうな血管を探したのに、
針を刺そうとすると、プリンッと横に血管が逃げてしまうことがあります。
この場合は、皮膚ごと血管を押さえ、まっすぐ手前に引っ張りながら横から針を刺すと良いでしょう。
ただし、引っ張りすぎると血管が見えなくなります。
適度な引っ張り具合にします。

 

針先だけを入れる

 

蛇行した血管には、針先だけを入れます。

 

高齢者の場合、血管が蛇行していることが多いです。
さらに、皮下脂肪が薄くなり、血管がもろくなっています。

 

長い針を刺すと突き抜けてしまう危険性もあるので、
手前から穿刺し、針の先だけが血管に入るようにします。
蛇行している場合は、押さえながら引っ張り、
手前から浅めに刺すようにします。

 

適切な穿刺部位の選び方

 

@ 疾患などの状況に応じ、患側への穿刺は避ける。
A 利き手側への穿刺はなるべく避ける。
B なるべく太く、弾力のある血管を選ぶ。
C 針の固定が用意な部位を選ぶ。
D 蛇行している血管や関節付近は避ける。
E 静脈炎や血栓症の危険が高いので、下肢静脈はなるべく避ける。
F 神経損傷、動脈損傷の危険性が高い部位は避ける。
G 何回か続けて実施する場合は、静脈の末梢側から穿刺するよう部位を選ぶ。

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