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患者さんへの負担を最小限に吸引を行う方法

健康な人であっても、鼻や口に吸引カテーテルを挿入されると辛いものです。
心身ともに辛い状態にある患者さんに対して行う吸引ですから、
患者さんが辛いことは想像ができます。
ですから、最小限の苦痛で酸素化を維持することができるように努めたいものです。

 

吸引はとにかく患者さんにとって苦痛を与えるものです。

 

ある調査によると、
人工呼吸器装着患者さんが術後に感じる中で最も苦痛を感じることは「吸引」だったそうです。
発声が不能になること、気道が閉塞した感じが起きること、
気管チューブ、身体拘束、口渇、医療者との会話など、苦痛なことは色々ありますが、
その中でも最も苦痛なのは「吸引」です。

 

ですから、患者さんの立場に立って処置を行うことが重要です。

 

自分自身が、行われたらどう思うかと言うことを常に頭に置き、
患者さんへの精神的・身体的負担を最小限にすることができるようケアに当たることが重要です。

吸引を行う上での基本事項

  1. 吸引が本当に必要なのかアセスメントします。
  2. 患者さんの精神的負担を軽減するため、行うケアについて説明し、なぜそのケアが必要なのかを理解して貰います。
  3. 吸引前に、充分な酸素化を維持できるよう、人工呼吸器装着中であればサクション機能を使用し、酸素療法中であれば深呼吸を行ってもらいます。
  4. 吸引カテーテルが挿入される時には刺激があることや、その刺激によって咳がでる可能性があることを説明しながら、一回の吸引は10〜15秒以内、可能な限り短い時間で吸引を終えます。
  5. 吸引カテーテルは深く挿入し過ぎないようにします。

    深く挿入して吸引を行うメリットは無く、逆に合併症を起こす危険性があります。
    また、過剰な吸引圧は避けます。
    吸引における合併症は、気道粘膜損傷、出血、気管支攣縮、無気肺、低酸素血症などが考えられます。

  6. 人工呼吸器装着中であれば、閉鎖式吸引カテーテルを使用すれば、開放式で行うよりも気道内の陽圧を維持することが可能で、酸素化を維持することができます。
  7. 連続した吸引は患者さんの疲労や苦痛を増強してしまいます。

    ですから、一回の吸引が終了した時点で、再度吸引が必要なのかを必ず評価します。

  8. 吸引が終わったら、患者さんの苦痛の程度や、気道浄化の程度、バイタルサインなどを確認します。

 

 

 

患者さんへの負担を最小限にして吸引を行う方法は、
まずすべての患者さんに対して同じ手順で行うのではなく、
目の前の患者さんに対してどのような方法が適しているのかを考え、
患者さんの精神的、そして身体的な負担を最小限にすることができるケアプランで実施することが重要です。

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